第一幸福丸の海難事故から、3名の人命が助かりました。
平成21年10月24日、八丈島付近でキンメダイ漁をしていた「第一幸福丸(佐賀県津文鎮西町漁協所属の19トン船)」が転覆した事故で、奇跡的に乗組員8名の内3名が助かったことで、国土交通省事故調査官2名が当社に訪問され、第一幸福丸に装着している軸封装置のTWシールスタンについて、どのような仕様・機能になっているのか調査確認に来られました。
一滴の水も漏れないTWシールスタン。今回の事故では、空気が漏れなかったので90時間で3名分の酸素量が船内に保たれ、尊い命を救ったことがわかり、調査官より「今までにない非常に優れた製品」と感心されました。仕様・構造の説明をしてもらえたらとのご要望もあり、カットモデル等で説明し納得していただきました。
このような事故は起こってはならないことではありますが、TWシールスタンという製品が人命を救ったひとつの要因になっていることは当社にとって喜ばしい現実です。
今後も当社のシール装置TWシールスタンを装着していただくことで一人でも多くの命を守れたらと思いますので、全社員をあげて取り組んでまいります。